給料ファクタリングとは

2020年3月26日

話題となっている給料ファクタリング

今、話題となっている給料ファクタリング

その仕組みと給料ファクタリングサービスを提供している、おすすめのファクタリング会社を紹介します。

まず、基本的な知識として「ファクタリング」サービスというものがあり、別名「売掛金買取」サービスとも呼ばれていて、このサービス自体、企業が資金調達を行うための一つの方法ともなっています。

最近でこそ、インターネットの進化によってベンチャーキャピタルやクラウドファンディングなどのような資金調達方法も誕生し、資金を調達する手段も多様化してきてはいるのですが、これまでの日本では企業が事業活動を行うにあたって資金を調達することが必要となった場合、「融資」に頼ることがほとんどでした。

しかしながら融資の場合、融資先に対し、どのような用途で事業資金が必要であるのかをしっかりと説明する必要があり、「いついつまでにいくら欲しい」などという言葉だけでは融資を受けることができず、最低でも、事業に必要となる金額や、その融資によって得られる利益、そして予定している返済期間などを明確にしておかなければなりません。

また、融資の場合、 会社の格付けが重要となってきますので、新しく起業された会社や企業年数の若い会社ではなかなか思い通りの融資を行ってもらえません。

そもそも各銀行は、それぞれの会社に対して独自の格付けを行っており、この格付けが高い会社ほど融資はスムーズに進み、逆に格付けが低かったり、要注意先というレッテルが張られている場合には、審査時間がかかったり、融資が下りないなんてこともザラです。

ファクタリングの成長

そこで近年、売掛債権さえあれば、容易に資金を調達できるというところから、ファクタリングが徐々に人気になってきているのです。

特に若い企業にとっては力強い資金調達方法となりつつあるようです。

仕組みは簡単。

商品を売買した時の代金を後日回収・支払うという「掛け取引」が中心の日本では、どの会社でも月末月初に請求書を発行し、それを相手先に送付するという請求の流れをとっているかと思いますが、ファクタリングはこの「請求書」を利用したサービスで、「請求書」、つまり売掛債権さえあれば、早急に資金を調達できるのです。

しかもファクタリングの場合、融資のように「これぐらいの金額でいくらの利益を出し、いついつまでには完済します」などのようなロジックも必要なければ、融資までに必要な必要書類をいちいち作成することはないのです。

必要なのは売掛債権だけ!

現代のビジネスにおいては、スピードが大事になってきていますし、時間のかかってしまう融資よりもスピーディーかつ、簡潔なファクタリングに人気が集まってくるのも当然の流れだったのかもしれませんね。

給料ファクタリングは個人向けのサービス

さて「ファクタリング」についての理解が高まれば、あとは簡単!
一般的な「ファクタリング」と「給料ファクタリング」の大きな違いは「企業向け」なのか「個人向け」なのかということだけで、企業が利用するサービスが「ファクタリング」、企業向けのファクタリングを個人向けに改良されたものが「給料ファクタリング」だと思っていただいても問題ないと思います。

でも、個人には売掛債権なんてないけど・・・。

そう思われた方も多いことでしょうけど、安心してください!
個人向けの「給料ファクタリング」というのは、売掛債権を利用するのではなく、各個人の給料をもとにしたファクタリングとなっていて、毎月の給料を受け取っている人であれば、だれでも問題なく利用できるサービスなのです。

給料とは?

毎日、会社に行けば毎月給料が入る。

そんなことが当たり前すぎて、大抵の人はあまり深く考えないのでしょうけど、給料というのは、会社で働いている人が「労働の対価として事業主から支払われるすべてのもの」と定められていて、この給料をもとにして素早くお金を手にすることができるのが「給料ファクタリング」なのです。

本来受け取るはずである給料をファクタリング会社に買い取ってもらうことで、給料日前に現金を受け取ることができるようになるのですから、企業における「売掛債権」と同じフローだということがわかりますよね。