給料ファクタリングって何?
「世の中金がすべてだ!」なんて思いたくはありませんが、実際のところ、日々の暮らしの中で1度は「やっぱりお金が全てなんだなぁ・・・」と実感してしまうのは、悲しい現実であったりします。
なんだかんだ綺麗ごとを言ってみても、現代を生きる上で最も必要なものは「お金」といっても過言ではありません。
しかも不思議なことに「お金」というのは、ある一定額貰えれば安定するというものでもなく、貰えばもらうほど自分の生活レベルは上がっていき、「いつまでたってもちょっと足りない・・・」なんてことになりがちなんですよね。
また日々生活していると「給料前なのに少しお金が足りない」「急な冠婚葬祭で手元資金がない」ということもありますし、そんな時にキャッシングを利用するなんて人も少なくはないでしょう。
しかし、現在お金を手にする手段としてキャッシング以外にも「給料ファクタリング」というサービスも登場してきていることをご存じですか?
給料ファクタリングを利用してみたい!
給料ファクタリングというのは、簡単に言ってしまえば「給料日前に毎月受け取る給料をすぐに現金化できる方法」のことで、給料日前いつもギリギリでやりくりしている人であれば、緊急のとき即座にお金を調達する方法として知っておいて損はないサービスです。
もともと「ファクタリング」というのは、企業が売掛債権を売却することによって素早く資金を調達し、会社経営に役立てる手段のひとつで、ファクタリング会社や金融機関などに保有している売掛債権を売却することによって早期に現金化するためのサービスで、この企業向けのファクタリングサービスを個人向けに提供されたものが「給料ファクタリング」サービスなのです。
働いているからこその強み
一般的な「ファクタリング」の場合、企業の売掛債権をファクタリング業者に買い取ってもらうことで現金を調達するのですが、「給料ファクタリング」の場合は各個人が会社から受け取る給料、つまり勤労に対して支払われる報酬の権利をファクタリング業者に買い取ってもらうことで、お金を調達することができるのです。
ですから、クレジットカードのキャッシング枠を使い切ってしまってお金を借りることができなくなっても、働いて給料を貰っているのであれば誰でもが利用することができるうえ、審査だってあっという間に済んでしまうんです!
給料といっても「私はパートだし・・・」「アルバイトでは利用できないんでしょ?」「正社員じゃないとダメなの?」なんて思われた方、安心してください!
給料ファクタリングは、社員・アルバイト・パートなどの雇用形態は関係なく、毎月継続して給料が貰える雇用形態であれば、どんな職業であっても利用することができるんです。
でも勤務先に給料ファクタリングサービスを利用していることがバレたりするのは嫌なんだけど・・・。
そんな不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、給料ファクタリングの場合、お金の返済に関しては、勤務先から給料が振り込まれた後、利用者自身がファクタリング会社に入金するだけですから、勤務先に知られる恐れはありません。
そもそも、入金が約束された給与を「債権」と捉え、利用者とファクタリング会社の間で売買契約をおこなうわけですから、勤務先が関与することはないんですよね。
給料日前の困ったを解決してくれる!
とにもかくにもお金は自分のプラン通りに動くものではありません。
年に数回は思いもかけない急な出費は出てくるもの・・・。
- 飲み会に誘われたけどお金がない・・・
- お金と使いすぎて今月の生活費が足りない・・・
- 急な出費があって財布がすっからかん
- 会社に前借をお願いしたけど断られた
- 急な冠婚葬祭で現金が必要になった
- 病気や怪我の治療費に充てたい
- 今月だけデート資金を増やしたい
給料ファクタリングのメリットとデメリット
乱暴な言い方をすれば「給料ファクタリング」というのは「月末に受け取る自分の給料を売って、即座に現金を手にする」サービスということもできるのですが、ご利用についてはメリット・デメリットを知っておきましょう。
給料ファクタリングのメリット
- 最短で即日で現金を調達
- 保証人・担保不要
- 個人信用情報に記載されない
- バイト・パート・ブラックでも問題なし
- 会社に秘密で利用できる
給与ファクタリングのメリットといえば、やはり最短即日で現金を手にすることができること。
早いところでは申し込んでから30分でお金を調達できる会社もあるようです。
また、給与ファクタリング自体「給料債権の買取サービス」なので借金ではありませんので、保証人・担保は不要ですし、クレジットの信用情報に残ることもありませんし、金利も一切つきません。
また、給料の買取サービスですから勤務形態は問われませんから、正社員のみならず、アルバイト・パートタイマーの方でも十分利用することのできるサービスですし、ブラックリスト入りしていても構いません。
うっかりブラックリストに載ってしまうと5年~10年間はブラック情報が残るのですが、そのような方でも問題ありません。
給料ファクタリングのデメリット
- 取り扱い業者が少ない
- 手数料が高い
給料ファクタリングのデメリットといえば、まずは取り扱い業者が少ないことが挙げられます。
まだまだ新しいサービスですので、企業間のファクタリングは行っていても個人向けの給料ファクタリングサービスを扱っていないという企業もまだまだ多く、サービスを受けたくてもいい会社を見つけられないということがあります。
また、一般的に手数料が高めになることが多く、大体10%~20%前後となっています。
一般的な給料ファクタリングの流れ
給料ファクタリングを利用するときには、一般的に以下のような手続きが行われます。
ファクタリングサービスを申し込むと「申し込んだ情報」をもとに審査が行われます。
この審査については、一般的には就業の事実があるかどうか、給与額はいくらなのかなどが審査されます。
ですので多くの場合、審査の申し込みの際、給料明細や通帳の支払い履歴などを提出することになるのですが、現在インターネットでの審査も一般的となっており、給料明細や通帳の支払い履歴などをカメラで撮って送信するというような企業も増えてきているようです。
審査を受けるうえで最も気になるのは、在籍確認だと思うのですが、給料ファクタリングの場合、審査においては勤務先に問い合わせるということはほとんどありません。
この辺が、キャッシングやローンと異なり、人気となっている理由の一つなのかもしれませんね。
審査に通ると、あとは「給料債権」を買取実行され、ファクタリング会社から買取金額が入金されることになるのですが、どこのファクタリング会社でも審査から入金までは即日実行されることが多く、中には最短で30分というファクタリング会社もあるようですね。
無事に「給料債権」を買い取ってもらい、買取金額を受け取った後は、勤め先からの給料が入ったときに、振り込まれた金額をファクタリング会社に入金し、契約は完了となります。
クレジットやローンとは異なり、金利の計算をすることもなく、勤め先からの給料をそのままファクタリング会社に入金するだけですので、シンプルで分かりやすく、都度都度で契約が終了するので利用しやすいサービスだとも言えるかもしれませんね。
なにせ金利の計算ってよくわかりませんし、金利のことを知らずに利用すると痛い目を見ることもありますから、その点、給料ファクタリングは簡潔でいいですよね。