証券業界で給与の満足度が高い企業1位
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」の調査「証券業界の給与の満足度が高い企業ランキング」によれば、 1位となったのは「SMBC日興証券」で、給与の満足度は3.77。
2位以降は野村證券の3.76、大和証券の3.42、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の3.22、みずほ証券の3.00となったようです。
この調査対象は「日経業界地図 2018年版」の「証券」「ネット証券・ネット銀行」「グローバル金融」に記載の企業のうち、 2016年4月~2018年3月中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業となっているようで、1位のSMBC日興証券については「入社初年度の給与としては、非常に満足出来る金額。他業界に入社した同期と比べても、これ以上の金額はなさそう。また家賃補助も充実しており、自らマンションを選べる点は申し分なし」という意見があったようですよ。
SMBC日興証券株式会社は、 野村證券・大和証券などと並び、日本3大証券会社の一つである総合証券会社で、三井住友フィナンシャルグループの子会社。
信用取引手数料の低さとIPOの豊富な取り扱い実績が強みで、支店窓口や電話で担当者と相談しながら投資できるなどの特徴があり、NISA口座においては他社に先駆け、一早く永年売買手数料無料を打ち出し、話題を呼びましたね。
「給与」と「給料」
ちなみに、日本語では「給与」と「給料」という2つの言葉がありますけど、これ同じ意味だと思っていたりしませんか?
「給与」と「給料」、同じように考えている人も多いかと思いますが、実はこの2つには明確な違いがあって、「給料」というのは、正規の勤務時間に対する報酬のことで、残業代や各種手当などを含んでいないんです。
つまり、正規の勤務時間に対する報酬=基本給が給料ということで、会社から受け取る報酬はすべて「給与」となるのです。
それでは、毎月会社から銀行に振り込まれているお金が「給与」なのか???
いえいえ、それも間違いで、会社から受け取る報酬はすべて「給与」で、必ずしもお金で受け取るものだけではなく、所得税法28条にもしっかりと定められていて
給与所得とは、使用人や役員に支払う俸給や給料、賃金、歳費、賞与のほか、これらの性質を有するものをいいます。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2508.htm
また「給与」は必ずしもお金で受け取るものでもなく、原則的に現金で支払われることになるのですが、労働協定などによっては現物支給が認められる場合もあります。
モノを作っている会社であれば、例えば服飾関係であれば、服やバッグなどを支給されるなんてこともあるでしょうし、製造メーカーなどであれば、製造したモノを支給されるなんてこともあるでしょう。
このように支給された物は「現物給与」と呼ばれるのですが、この「現物給与」にも所得税はかかり、この場合は支給されたモノを金銭に換算し、その金額に対して所得税がかかることになります。
つまり、給与と給料の関係は、「給与 > 給料」ということになります。
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