世界と比べた「日本人の給与」

どうやら、この20年、日本人の給料は右肩下がりになっているのだそうですね。

1年前、政府が発表した1月の月例経済報告によれば、国内の景気判断が「緩やかに回復している」ということで据え置かれており、景気拡大局面が74カ月に達し「いざなみ景気」(14年2月~20年2月、73カ月)を超えて「戦後最長になったとみられる」と表明していたのですが、それを実感できた人って、一体どれくらいいるのでしょうかね?

ある調査によれば、日本人の給料は1997年にピークの467万円をつけ、それ以降下降を続け、リーマンショックの後の2009年に406万円になり、そこから緩やかに上昇を続けているのだそうですけど、なんでもかつて40歳だった人に比べ、いまの40歳がもらっている給料は10%ほど落ち込んでいるようですよ。

そして、現在の給料を海外と比較すると、先進国の中でも極めて低いのだとか。

現に、消費税引き上げ後の消費がひどく落ち込んでいるようですし、これは、確実に日本の消費者の所得が減少していることですからね。

もっとも消費税引き上げ前から消費は落ち込んでいましたから、当然といえば当然の結果なのですが・・・。

またOECDが、加盟国の時間当たり賃金を1997年と2018年と比較したデータによれば、 この21年間で時間当たり賃金が最も増えたのが、韓国で167%増。

次いで、イギリスが93%増、アメリカが82%増と続いており、いったいどの順番で日本が入ってくるのかと思いきや、なんと唯一、この間の時間給が減っているのが日本となっており、この間に8%も減となっているのだとか。

ちなみに97年を100として直近の実質賃金を見ると、スウェーデンが140、フランスとイギリスが130弱、アメリカとドイツが120弱と先進国ではいずれも増加しているのですが、日本は90にすら届かず、この間に10%以上減少しているようです。

そんなこともあってか、貧富の差も広がってきていて、個人的な印象ではありますけど、治安もだんだん悪くなってきている気がします。

なんだかんだいってみても、お金がなければ物事は悪い方向へと進んでいってしまうものなんですよね。